愛媛~四国 保険営業マンの情報発信

生命保険13社・損害保険8社を扱う保険総合代理店として保険の情報発信を行い皆様の参考になればと思います。

がん保険は本当のところ・・・

2人に1人はがんにかかる」この数値は確かに間違っておりません。ただしこれは人の一生涯を通じての羅患率(りかんりつ)であり、各年齢によってリスクは全然違います。ガンに備えることは重要ですが、何も考えず加入するのは間違いです。  

   

ガン保険は本当に必要なのか?

2人に1人はガンになる・・=ガン保険が必要は間違った解釈です。

例えば30歳の人が30年後にガンで亡くなる確立はおよそ2%・・40歳であればおよそ7%です。これを高い確立なのか、低い確率なのかは人それぞれの解釈なのですが、重要なのは、今はガンは早期対応で、一昔と違って治せる病気です。だからこそ、単純に加入するのではなく、保障と生活の安定のバランスを考えてどのようにするか考えるべきです。

-ではガン保険はどのように入るのがベスト?

遺伝的なものや、収入により一概にこれに入るのが良いとは言い切れませんが、例えばガンの治療費は一回の入院であくまでも平均ですがおよそ20万円~30万円です。

入院・治療の日にちを上手く設定は出来ないが、同月内自己負担額の医療費がある一定の金額(年収の応じて約5万円~10万程度)を超えると、自己負担額を助けてくれる公的救済制度があります。(高額療養費制度)ですので、究極を言えばガンの心配はあまり無い!例えガンになったとしても月々の支払いが5~10万円なら問題なく支払えるという人は、加入を考えなくても良いのです。

でもやっぱりガンには備えたいと言う人は。まずはガン専門の保険に加入をする前に、今入っている医療保険にガン治療の特約を付ける、または医療保険を見直しガン特約を付ける事を進めます。それにより、新たにガン保険を追加で月々の支払いが5千~1万あがるよりは、保障はガン保険単体よりは下がりますが十分ガンに備えるくらいの保険に入れます。

よく見直しをさせていただく際、理解してなく保険営業マンの言われるまま契約してしまい、ガン治療とガン一時金給付金が医療保険についており、更に別にガン保険に加入している、いわば重複保険の方をよく見ます。そういう方は、本当に必要なのかを確認し月々の支払いを抑えるのか、または同額で保障を手厚くするのかで対応が出来ます。

なかなか自分で保険の内容がいまいち分からないという人は、見直すのは別にして、お近くの来店型保険ショップや、知り合いにそういう方いらっしゃたら、一度聞いてみると良いですよ。